2014/08/18

夢幻花 東野圭吾 ★★★☆

黄色いアサガオだけは追いかけるな—。この世に存在しないはずの花をめぐり、驚愕の真相が明らかになる。


あらゆる点がひとつの線に繋がった時、
ほぉ~っそゆことか、と
合点した。
ちとばかり、無理矢理繋げた点もあったが。。

人工的に作られる花も珍しくないのかもしれない
しかし黄色アサガオなんて全く気づかなかった
しかも身を滅ぼす花なんて。。

主人公は自分の学んでいた事について進む道を思い悩んでいた時
この黄色アサガオと出会い、
それを取り巻く人間たちが背負っている負の遺産がある事を知り
原発という負の遺産を
自分が引き受けたっていいじゃないかと最後に決断する。

原発がゼロになっても原発自体が消えて無くなるわけじゃない。
放置しておけば勝手に廃炉になるというわけじゃない。
この国は、もう原発から逃れられないんだ。
そういう選択を何十年も前に済ませてしまっているんだ。
放っておけば消えて無くなるなら、そのままにしておけばいい。
でもそうならないのなら、誰かが引き受けるしかない。
それが俺であったって構わないだろ。

最後に語った一節が記憶に残った。

2014/08/02

年々可愛くなってるのは事実。
















パソコンに保存してある写真データが重たすぎて動かなくなり

2年前からのデータを移行中、

2年前のブリさんを見ていると勿論可愛いのだが

最新のブリたんのが更に可愛い!!!

ヤバイ、なにこの年々可愛さ増してる感じ!!

ホントにヤバイよブリたんー❤

コレらは勿論最新のブリたん❤❤❤





2014/08/01

そこのみにて光輝く 佐藤 泰志 ★★


北の夏、海辺の街で男はバラックにすむ女に出会った。
二人がひきうけなければならない試練とは—
にがさと痛みの彼方に生の輝きをみつめつづけながら生き急いだ
作家・佐藤泰志がのこした唯一の長篇小説にして代表作。
青春の夢と残酷を結晶させた伝説的名作が二〇年をへて甦る。

正直、原作より映画の脚本のがイイっての初めてかも知れない。。
かなり脚本でアレンジしてあったのだなと
小説との良い意味でのギャップを感じた。

原作より、映画から受ける
そこのみにて光り輝く
というこのステキなフレーズが
わたしには響いたかな

因みに二作目のタイトルにも惹かれた

滴る陽のしずくにも

タイトルだけはかなりグッとくる作家さんだ