2013/01/22

死命 薬丸岳 ★★★

榊信一は大学時代に同郷の恋人を絞め殺しかけ、
自分の中に眠る、すべての女に向けられた殺人願望に気づく。
ある日、自分が病に冒され余命僅かと知り、欲望に忠実に生きることを決意する。
それは連続殺人の始まりだった。
榊の元恋人だけが榊の過去の秘密を知るなか、
事件を追う刑事、蒼井凌にも病が襲いかかり、
死へのカウントダウンが鳴り響く。
そして事件は予想もしない方向へ—衝撃の展開、感涙の結末。
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余命僅かだからって、ただ単に人を殺したい欲望だけで、
無差別に殺人されたらたまったもんじゃないよな〜
って話し。
マジでこんなのが世の中蔓延られたら怖いわよ〜!

でも、この作家さん話の展開が早いので
一気に読めちゃうからやっぱ面白い

何の因果か事件を追うデカと犯人が同じ病に侵されており、
僅かな命のふたりの心情も興味深かった

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