2013/05/07

マスカレード・ホテル 東野圭吾 ★★★☆

都内で起きた不可解な連続殺人事件。
次の犯行現場は、超一流ホテル・コルテシア東京らしい。
殺人を阻止するため、警察は潜入捜査を開始し・・・。



一時期どうしたのかな?ってくらいのイマイチな作品が過ぎ
最近また面白くなってきた圭吾たん。


コレもあっという間に読破。
警察官がホテルに潜入捜査
超一流のホテルウーマンに指導されながらホテルマンの皮を被った刑事が奮闘するのだが
ホテルマンってこんなに神経すり減らす仕事なんだ!!
絶対わたし無理w

常にアンテナ張り巡らして仕事しなくちゃならないなんて
ある意味刑事と変わらない。

相手を疑ってかかる仕事と、お客様がルールブックです。と言い切る仕事。
両極端な職業のようだが相手に対して細心の注意を払うことろなど
根本は似通っているのではないかと感じられた。

舞台をホテルという閉鎖的な場所に限定し
事件解決の糸口もホテルから導き出し
最後まで読者を犯人に辿り着かせないところなど
昔の圭吾たんの小説に戻った気がした。









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