中学二年生の名倉祐一が部室の屋上から転落し、死亡した。
屋上には五人の足跡が残されていた。
事故か?自殺か?それとも…。
やがて祐一がいじめを受けていたことが明らかになり、
同級生二人が逮捕、二人が補導される。
閑静な地方都市で起きた一人の中学生の死をめぐり、
静かな波紋がひろがっていく。
被害者家族や加害者とされる少年とその親、学校、
警察などさまざまな視点から描き出される。
いじめが奥深いってことをかなりリアルに描かれている作品
ただ弱い、身体が小さい、何も言えない子どもがいじめに合うのだと
錯覚している大人はすくなくない。
しかしふたを開けると実に昔からいじめに合っている子どもは
空気が読めない人種が多いのではないか
小学生くらいまでは意地悪とか乱暴とか嘘とかつく子はいたが
それは無垢だったころであり
大人に責任を問われる中学生くらいになると自分たちの世間を持ち、
同時に信用が必要になる。
そんな大人になりかけの時期に卑怯な子はいじめの対象になりかねない
いじめにあっていた少年に対して同情など湧くことも無く
むしろイラッとするくらいであった。
実際問題現実にどんないじめがあるのかは知らないが
少なからずわたしが中学生のころいじめられてた子は
やはり空気が読めず相手の気持ちがわからない子ばかりであった。
そんな空気が読めない人間に作り上げられてしまったのだから
同情もしてしまうが、自分がKYって分からないのも更に可哀想なんだよね
そして残念なのがえ?!なにこの終わり方?
ってくらい不自然な終わり方であったこと。
どうも朝日新聞に連載されていたようで連載のさなか
丁度いじめで自殺した事件があり
打ち切りになったとのことでした。
真相はいかに。。
また続きが出るのを待ちましょう
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