2014/04/03

炭水化物が人類を滅ぼす 夏井睦 ★★★☆






















自分の身体で糖質制限を試し、効果や危険のなさを確かめた著者は、
糖尿病の糖質制限治療の第一人者である江部康二氏と親交を深めながら、
栄養素としての糖質の性質や、カロリーという概念やその算出法のいいかげんさ、
そしてブドウ糖からみえてくる生命の諸相や進化などについて独自の考察や研究を開始。
本書では、糖質からみた農耕の起源についても新説を展開、
穀物栽培により繁栄への道を得た人類が、穀物により滅亡への道をたどりつつあることも指摘する。
著者のHPに日々寄せられる、多くの糖質セイゲニストからの体験談の一端も紹介。
糖質を切り口に様々なことを考える。


タイトルに惹かれ購入。

コレ読むと、炭水化物は悪だ。

冒頭、糖質制限ダイエットの話しから始まり
人類は本来肉食なのになぜこれほどまでに
穀物依存してしまったのか、そもそもの起源などタイトルからは想像できないほどの
スケールで描かれていた。

まぁ我が家は幸い炭水化物なくては生きていけないってほどでもなく
もともとふたりともお酒を嗜むので夕飯は自然と炭水化物抜きだったりすが
厳密には餃子やシュウマイの皮とか、ピザとかもそうだし、
結局炭水化物ても糖質なんだよね。完璧には制限出来てないのが事実。
それでも1日3食きっちり炭水化物ってる人よりかは断然少ない。

そうそう人類はもともと2食だったらしく、3食になったのってホント最近なんだって~
それにここまで白米食べるって習慣もつい最近だったから
だから肥満も増えてるのかも。

少し前にTVでアメリカが肥満大国になった最大の理由は炭水化物の摂りすぎってのを聞き、
まさにこの本に書いてあった通りだったわ。

炭水化物を嗜好品とまで言ってたし。。
周りでパンや麺類、ごはんが大好きってひとも少なく無いってのは依存してるのかもね~
グルテン依存症ってのもあるし。


本来は糖質や穀物のハナシの本なんだが、ワタクシがすごーく気にかかった一節が

500万年間殆ど変化なかったヒト属は5万年ほど前に突如として
「新しものを生み出す創造主たる脳」を手に入れたらしい。
突如ラスコーに壁画描いたり、死者を丁寧に葬ったり、
衣類と糸と針使い防寒衣服を身にまとったり。。
それって人類の祖先はやっぱ宇宙から来たってことでない?と
本文と全く関係ないところに引っかかったのであーる。






0 件のコメント:

コメントを投稿