2012/01/19

ばらばら死体の夜  桜庭一樹  ★




四十過ぎの翻訳家・吉野解は、かつて自分が下宿していた古本屋の二階で謎の美女、
白井沙漠と出会う。
粗末な部屋で何度も体を重ねるが、沙漠が解に借金を申し込んだことから歯車が狂い始め・・・。
本の街神保町を舞台にした極上サスペンスとか書かれてるけど。。。




まったくもってパンチが足りない。

『ばらばら死体の夜』ってタイトル負け。サスペンスと呼ぶにはおこがましい。
どこがサスペンスなんだか聞きたいくらい。。

不思議な出会いから始まる。そこはまだいい。なのにその後の展開ぐだぐだ。
二人を囲むまわりのひとたちの説明、一章づつ必要か?いらないだろ。
それが後にかかわってくるわけでもなし。意味もなく読んでる読者の気持ち考えて~

殺人に行き着くまでの主人公の心情も読み取れず、異常者なのか?
いきなり鉞振りおろしたり。でもそれほど異常者な描写もなし



書き出しは面白そうな雰囲気だったのに、
いつになったら面白くなるんだ~ってまま読み終えてしまった。。。



最後まで中途半端でどこをメインにするか探りながら
結局どこもメインに出来ずに終わってしまった。消化不良ですわ。



この作家さん、女性だったのね~な~る。。。
だからどれも今一歩踏み込めてないのかなぁ。。イヤイヤ、女性でも書ける!!



な~んて相変わらず上からmaricoで失礼いたしました~

忘れないうちに他もぼちぼち感想残そう~







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