2013/06/12

真夜中のマーチ 奥田英朗 ★★★


自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで
三田総一郎と出会う。
財閥の御曹司かと思いきや、
単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、
わけありの現金強奪をもくろむが、
謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。
それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、
美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!
が・・・・・!?





わたしの好きな作家のひとり奥田英朗。
だいたい読了後清々しくなったりほっこりしたり

現金強奪の完全犯罪なんて聞こえはいいが
奥田節のユーモア小説

舞台が青山骨董通りや晴海埠頭なんて
ご近所で想像しやすいから引き込まれた


この作家さんの長編に多い複数入り乱れての
ミステリーじゃないのに
次がどうなるか気になって仕方のないお話
やっぱりこういう類のが好きなんだよな~ワタシ

情景描写ばかりにページを費やす小説は
どうしても好きになれない












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